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三井のリパーク、駐車場管理システムを刷新 稼働率やサービス品質向上へ
三井不動産販売は「三井のリパーク」の基幹システムを刷新。個別のシステムで管理されてきた駐車場データを一元管理し、稼働率やサービス品質の向上などにつなげる。
三井不動産販売は1月10日、駐車場事業「三井のリパーク」に新統合基幹システム「Rism」(Repark information system for management)を導入したと発表した。個別のシステムで管理してきた駐車場に関する駐車場データを一元管理し、稼働率やサービス品質の向上などにつなげる。
1999年に導入した全国駐車場の稼働状況をリアルタイムで発信できるオンラインシステム「インテリジェントゲートシステム」を拡張し、これまで異なるシステム管理してきた(1)駐車場稼働データ収集機能、(2)駐車場データ分析機能、(3)コールセンター支援機能、(4)管理業務支援機能――のデータベースを統合した。
また、駐車場の開設から運営に至るまでの情報共有や帳票類を発行する管理業務支援機能を統合したことで、今後の事業拡大に対応できる業務生産性の向上も狙う。
開発は、ミッションクリティカルなシステムで実績のあるNECに委託した。
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