アンチエイジングで健康寿命の延長を目指せ:エグゼクティブ・コミュニティー紹介
ITmedia エグゼクティブではさまざまなコミュニティーが情報発信している。今回はそんなコミュニティーの1つである「日本抗加齢協会」を取り上げる。
健康維持にはマネジメント意識が必要
日本抗加齢協会は2003年に発足した日本抗加齢医学会の活動をサポートし、アンチエイジングに関する啓蒙活動を主な活動内容としている。
「日本抗加齢医学会はまだ若い学会なのですが、歯科、内科、外科などさまざまな既存の医学会の先生方が参加されており、横断的に研究活動が行われています。こうした活動の中で得られた医学的な成果をこのコミュニティーを通じて、情報発信していきたいですね」と語るのは日本抗加齢医学会事務局の中村智子さん。
同協会のITmediaエグゼクティブのコミュニティーでは、すでにさまざまな角度からのアンチエイジング関連記事が上げられているが、話題は男性更年期から骨そしょう症、メタボ対策から長寿遺伝子まで幅広い。
中村さんは、誰にでも始められるアンチエイジングとして、軽い運動の継続とカロリーコントロールを挙げる。
「万歩計をつけて計ってみると、それぞれの年齢に必要な歩数には少し足りないというケースもかなりあると思います。そんな時は普段は敬遠している駅の階段を登ってみるとか、意識して多めに歩くことから始めるといいと思います。カロリーコントロールにしても、前の日に食べたものや量をしっかり把握して、翌日は少し控え目にするということから始めるわけです」と中村さん。
こうしたことは中村さん自身が抗加齢医学会の医師からアドバイスされたことだという。もちろんそれぞれの人に適した運動の方法や食事の仕方は異なるので、まずは医師に相談してみることが大切だとのことだ。
健康寿命の延長には、やはりマネジメントの意識が必要ということだ。中村さんの話を聞いて、メタボ体型気味の記者は駅のエスカレーターの前で、思わず足を止め、階段の方向に進んでいったのだった。
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