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アマゾン、大阪に第三の物流センター新設 関西圏でも当日配送:サプライチェーンを強化
物流規模の拡大と配送サービスの強化を目指し、アマゾンジャパンは3拠点目の物流センターを大阪府堺市に新設する。
Amazon.co.jpの物流サービスを手掛けるアマゾンジャパン・ロジスティクスは3月5日、配送サービスの強化に向け、大阪府堺市に物流センターを新設すると発表した。当日配送サービスの範囲を関西圏に広げられる。開業予定は8月初旬。
新設する物流センターの名称は「アマゾン堺FC(フルフィルメントセンター)(仮)」。アマゾンジャパンにとって、関西地方では初となる物流センターで、関西近郊や西日本からの注文を配送する。注文を受けた当日または翌日に商品を配送するサービス「お急ぎ便」において、関西地方の当日配送も可能になる。
大阪府堺市堺区築港八幡町にセンターを新設。延べ床面積は6万7923平方メートルになる。国内外の商品を供給する。開業に伴い100人の従業員を新たに雇用する。
アマゾンジャパン・ロジスティクスは、3拠点目の物流センターを確保する。既存のセンターとして、千葉県に「アマゾン市川FC」「アマゾン八千代FC」がある。
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