ニュース
三洋電機、創エネ・蓄エネ・省エネを融合したエナジーソリューション事業に参入
三洋電機は10月29日、工場や学校、店舗などのCO2排出量削減やランニングコスト削減を提案するエナジーソリューション事業に参入すると発表した。2015年度には事業規模1000億円を目指すとしている。
三洋電機は10月29日、太陽電池による創エネ、二次電池による蓄エネ、業務用機器などの省エネの各技術を融合したシステムで工場や学校、店舗などのCO2排出量削減やランニングコスト削減を提案するエナジーソリューション事業に参入すると発表した。
同事業は、太陽電池で発電した電力や割安な深夜電力を二次電池に蓄電し、最も効率的に活用できるように管理・制御しながらショーケースや空調、照明などに電力を供給することで、大幅なCO2排出量の削減と省エネによるランニングコストの削減をはかるというもの。
本格的な事業化は2010年春だが、早期に収益事業化するために、大容量・高電圧リチウムイオン電池システムの開発、実証実験による商品開発の加速、商品特性に応じた他社との協業、推進体制の構築――を進め、2015年度には事業規模1000億円を目指すとしている。
関連記事
- 1500回繰り返し利用できる新「eneloop」――三洋電機(環境メディア)
- 三洋電機、厚みが従来の半分以下の超薄型・高効率HIT太陽電池セル技術を開発(環境メディア)
- 東芝、新型二次電池「SCiB」の新工場を柏崎市に建設――投資額は約250億円(環境メディア)
- 日立、車載用リチウムイオン電池の第3世代品量産ラインを完成――生産能力は8.5倍の月産34万セルに(環境メディア)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.