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サントリー、用水量やCO2排出量を大幅削減した天然水工場を山梨県白州に建設
サントリー天然水南アルプスは1月21日、山梨県北杜市に建設中の環境配慮型天然水新工場が4月22日に竣工すると発表した。
サントリーグループのミネラルウォーター製造子会社であるサントリー天然水南アルプスは1月21日、サントリー白州蒸溜所/天然水白州工場(山梨県北杜市)の敷地内に建設中の環境配慮型天然水新工場が4月22日に竣工すると発表した。
同工場は、製造工程で使用する水を分別回収・再利用して、製品当たりの用水量を既存工場比で5割以上削減する計画。また、2010年1月18日時点で国産最軽量の2リットルペットボトル(36グラム)の導入や飲料業界最大規模の太陽光発電パネルの設置、ペットボトル成型に使用する高圧エアの再利用、製造工程で発生する温水熱の空調利用や生産設備・空調設備の冷温熱負荷統合などを進めることにより、CO2排出量を削減する。
新工場の建築面積は、生産工場が1万平方メートル(延べ床面積は1万4000平方メートル)、倉庫棟が1万1500平方メートル(同2万9000平方メートル)。年間生産能力は、3600万ケース。
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