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トヨタ、フィリピンの植林活動で第三者認証を取得――同活動の第2期実施も決定

トヨタ自動車は1月29日、フィリピンで行っている植林活動がCCB基準のゴールド認証を取得したことを発表するとともに、2010年8月から2013年7月までの3年間、同活動の第2期を実施することを決定したと発表した。

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環境メディア

 トヨタ自動車は1月29日、フィリピンのカガヤン州ペニャブランカ町(マニラの北約500キロ)で行っている植林活動がCCB(The Climate, Community and Biodiversity Project Design Standards)基準のゴールド認証を取得したことを発表するとともに、2010年8月から2013年7月までの3年間、同活動の第2期を実施することを決定したと発表した。

 CCB基準は森林保全プロジェクトなどを多面的に評価する世界基準で、国際NGOのCCBA(The Climate, Community and Biodiversity Alliance)と企業との連合組織が運営している。ペニャブランカ町で行っている植林活動が特に優れた評価となるゴールド認証を取得したことにより、トヨタはプロジェクト設計の質の高さが証明され、活動が着実に成果を上げていると判断し、第2期を実施することを決めた。

 ペニャブランカ町の植林活動は、フィリピン環境資源省、ペニャブランカ町、環境NGOのコンサベーション・インターナショナルとの共同プロジェクトで、2007年9月から3年間の第1期では1772ヘクタールの土地に植林。地域住民の生活と森林再生を両立させる仕組み作りを目指して、自生種の植栽だけでなく、たき木採取用の専用林を設置し、たき木の代替としてもみ殻を使用したコンロを試験導入するなどしている。

 第2期ではさらに728ヘクタールに植林し、プロジェクト終了後も地域住民による自立した活動が維持できる仕組みづくりとその運用を実践する計画。

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