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120年の歴史に幕――東芝ライテック、一般白熱電球の製造を中止
東芝のグループ会社で照明灯/照明器具などを製造・販売する東芝ライテックは3月17日、一般白熱電球の製造を同日をもって中止したと発表した。
東芝のグループ会社で照明灯/照明器具などを製造・販売する東芝ライテックは3月17日、一般白熱電球の製造を同日をもって中止したと発表した。
一般白熱電球の製造・販売は、東芝が120年間にわたって継続してきた事業。しかし電力消費が多いことから、日本政府は2012年までに一般白熱電球の製造・販売を中止するよう業界に要請していた。
同社はこの要請を受け、2010年を目途に一般白熱電球の製造を中止することを2008年4月に表明。さらに当初の計画から1年前倒しし、鹿沼工場で製造していた一般白熱電球103機種の製造を3月17日に中止した。同社の試算によると、年間約2000万個(輸出分を含む)を出荷していた2008年に比べ、年間で43万トンのCO2削減に寄与できるとしている。
なお、ミニクリプトン電球やハロゲンランプ、反射形電球など、現時点ではLED電球や電球形蛍光灯に置き換えることが難しい特殊電球については当面製造を継続するが、代替製品の開発を加速させて置き換えを進めるとしている。
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