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静岡ガス、燃料電池・太陽電池・蓄電池を設置した低炭素型分譲住宅地を三島市に建設
静岡ガスは4月8日、各戸に家庭用燃料電池と太陽電池を設置した低炭素型分譲住宅地「エコライフスクエア三島きよずみ(22戸)」を静岡県三島市の旧三島支店跡地に建設すると発表した。
静岡ガスは4月8日、各戸に家庭用燃料電池と太陽電池を設置した低炭素型分譲住宅地「エコライフスクエア三島きよずみ(22戸)」を静岡県三島市の旧三島支店跡地に建設すると発表した。
エコライフスクエア三島きよずみは、1990年比で25%のCO2排出量削減を目指した環境省の「チャレンジ25地域づくり事業」に採択された分譲住宅地開発事業であり、建築物の環境性能評価指標がAクラス以上の戸建分譲住宅を22戸建築し、全戸に家庭用燃料電池「エネファーム」と太陽電池を設置して、エネルギーの“地産地消”モデルを構築する。2戸ほどにリチウムイオン蓄電池も導入し、性能評価を行う。同分譲地の開発によって削減されたCO2排出量相当分のCO2排出権は静岡ガスが買い取る。静岡ガスによると、燃料電池・太陽電池・蓄電池の3電池が同時に設置される住宅の販売は日本初であり、家庭用分野でのCO2排出権取引も日本初だという。
2010年4月に区画造成工事、8月に住宅建築を開始し、2011年3月から入居開始できるようにする計画。
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