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メールでモテるための3カ条ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術(1/2 ページ)

メールは伝達の方法として便利なだけではない。言葉の使い方しだいでは、見えない人との深いコミュニケーションを生み出すことも可能なツールだ。

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 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


ビジネス書の著者たちによる連載コーナー「ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術」のバックナンバーへ。


 多くのビジネス書著者と会う機会がありました。ビジネス書著者はビジネスに成功している人や、オピニオンリーダーとなっている人がほとんどでした。そんな人たちに囲まれる中で「優秀な経営者・オピニオンリーダーの資質」なるものを垣間見ることができました。優秀なリーダーは、とにかくモテる。モテるというと、多くの女性に囲まれている場面を想像してしまうところですが、わたしの言うモテるというのは、女性だけではなく、部下、上司、顧客、そして社外の人にも求められているということです。


『たった1通で人を動かすメールの仕掛け方』(青春出版社)

 そして、仕事に追われることが多い中、人間関係を短期間に深める処世術を持っています。深い人間関係を築くことができれば、自分のやりたいこと(仕事、プライベート面を含め)を思いついた際に多くの人が支援してくれたり、アドバイスをもらうこともできます。目標としている結果を早く手に入れるため、人生の加速が始まるわけです。

 わたし自身は、本業は家族経営の小さな会社で仕事をしています。大きなビジネスの実績がないわたしの場合は経営者にメリットを与えられなくては近づけず、「電話一本かけて即アポイント」とはいきませんでした。そこで活躍したのがメールでした。ビジネスの世界にプライベートのエキスを吹き込んだ独自のメールコミュニケーション術を考えて、短期間に一度会った人との人間関係を濃密にする手法を編み出しました。

 通常、人はメールを「文章」と考えています。読み物という解釈です。すると「お世話になります」と飽き飽きした文言からメールがスタートしてしまます。実際に人と会ったとき、「お世話になります」という会話からスタートする人間関係の人とは深い関係が築きにくいです。ビジネスライクな付き合いなのだからそれでいいといえばそれまでなのですが、ここで一歩歩みを進めると、人間関係が深まる別の世界が待っています。

テンション高く表現する

 メールでモテるには、相手の心に灯りをつけて、扉を開けてもらう必要があります。モニターに映し出されているメール文はテレビをみるように、「読む」のではなく眺めているので、テンション高く表現しないと思いは伝わらないやっかいなツールです。

 「や〜どうも〜!」って笑顔でハグ(抱き合うこと)するかのような微妙な加減が大切です。そこで3つの原則に従ってメールを書くことをオススメします。

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