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双日、ドイツで太陽光IPP事業に参入――3メガワットの太陽光発電所を操業開始

双日は5月31日、ドイツで発電出力3000キロワットの太陽光発電所を操業開始し、太陽光IPP(独立系発電事業者)事業に参入したと発表した。

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環境メディア

 双日は5月31日、ドイツで太陽光IPP(独立系発電事業者)事業に参入したと発表した。

 双日欧州が100%出資する太陽光発電事業会社のソウジツソーラーベッツヴァイラーを設立し、ドイツ南部のベッツヴァイラーで発電出力3000キロワットの太陽光発電所を操業開始した。発電した電力は、長期売電契約に基づき、今後20年にわたって全量を1キロワット時当たり31.94ユーロセントの固定価格でベッツヴァイラーを管轄する配電事業者のEnBWに販売する。発電所の保守・管理は、太陽光発電システムインテグレータのヴィルソルに委託する。

 同発電所の総事業費は約10億円で、そのうち約85%はドイツ復興金融公庫の制度金融を利用したプロジェクトファイナンスで調達した。双日は中期経営計画で環境・新エネルギー分野を新規育成分野と位置付けており、ドイツでの太陽光IPP事業参入を足がかりに、欧州でも事業を拡大する計画。

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