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なぜ組織は「迷走」するのか:リレーションシップ・クライシスという名の危機(3/3 ページ)
あなたの会社でも、このような声が挙がっていませんか。「うちの会社にはビジョンがない」「上司のマネジメント力が低い」「エンジニアはコミュニケーション力が低い」。これらの声は、リレーションシップ・クライシスに陥っている会社でしばしば聞かれるものです。
リレーション・シップクライシス・レベル
以上、リレーションシップ・クライシスが進行していく状況を、段階を追って説明させていただきました。あなたの会社では、いかがでしょうか。一度、照らし合わせて考えてみてください。
次回は、リレーションシップ・クライシスを引き起こす構造的原因についてお話いたします。
プロフィール:中土井 僚(なかどい りょう)
オーセンティックワークス株式会社 代表取締役。社団法人プレゼンシングインスティテュートコミュニティジャパン 理事 株式会社野村総合研究所 IDELEA チーム パーソナルディレクター。「関係性から未来は生まれる」をテーマに、関係性危機を機会として集団内省を促し、組織の進化と事業転換を支援する事業を行っている。アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア株式会社)他2社を通じてビジネスプロセスリエンジニアリング、組織変革、人材開発領域におけるコンサルティング事業に携わり、2005年に独立。約10年に渡り3000時間以上のパーソナル・ライフ・コーチ、ワークショップリーダーとしての活動を行うと共に、一部上場企業を中心にU理論をベースにしたエグゼクティブ・コーチング、組織変革実績を持つ。
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