知識管理の基本：海外ベストセラーに学ぶ、もう1つのビジネス視点（2/5 ページ）

知識管理（KM）システムのメリット、KMシステムを計画、作成、更新、維持する方法、従業員が知識を活用し組織に貢献することを確実にする方法を学びます。

[エグゼクティブブックサマリー，ITmedia]

ルール2：KMシステムはすべての部署とかかわっていることが必要である

『知識管理システムは、企業の中のすべてのユニットを取りこんでいる必要があります。そうすることで、幅広い利用とサポートを得る事が出来ます。資料や手順を標準化すれば、従業員を教育したり、より速く彼らの能力を構築したり、さまざまな部署の従業員から知識を集めたりすることが出来ます。さらに従業員に参加してもらうためには、KMシステムは次の要素を備える必要があります。

• さまざまな部署からの参加者を含むKMチームメンバー全員の慎重に線引きされた役割と責任
• 企業全体から集まった従業員がノウハウを交換できるオンライングループやそのほかの「集まる場所」
• 「知識共有文化」を育てるための報酬および正当な評価を与えるプロセス』

　知識管理システムとは社内全体のデータベースであり、あらゆる部署とのつながりがある企業のブレインとも言えるべき存在です。