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知識管理の基本海外ベストセラーに学ぶ、もう1つのビジネス視点(3/5 ページ)

知識管理(KM)システムのメリット、KMシステムを計画、作成、更新、維持する方法、従業員が知識を活用し組織に貢献することを確実にする方法を学びます。

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エグゼクティブブックサマリー

ルール3:ニーズ評価を行う

『企業が検討している知識管理システムの目標、範囲、要件を明確にすることから始めてください。専門家はこのKMシステムの実施におけるニーズ評価の段階を「知識監査」と呼びます。この段階での知識収集には、調査やアンケート、インタビューを行います。その中で、KMシステムを強化するために企業が取り組むべき課題が見えてくることがあります。この時、分野やチーム、部署やユニットなど、企業にとって意味のあるグループごとにデータを集めるようにしてください。そうすることで、確実に関連性のある情報を集める事が出来ます。

まずは、少ない量から始めましょう。1つのグループを使って試験的なKMシステムを作るか、KMシステムを「事前確認」することで不備をなくし、残りのグループ用に戦略を改善してください。知識監査は時間がかかるものですが、監査で得られた結果は、従業員がやるべき事、すでに十分に機能しているプロセス、知識が重複しているカ所、情報が詰まっているカ所、そして今 現在従業員がどのように情報を得ているかなどを教えてくれます』

 知識管理は社内のデータベースとはいえ、何でもかんでもそこに入れ込み管理するのではなく、会社に必要なものを精査した上でデータを収拾しなくてはなりません。

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