ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
ビジネスリーダー30名が語る「40代サラリーマンの仕事と生き方」(1/2 ページ)
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「四十にして惑わず」――この孔子の言葉には、「狭い見方や小さな枠にとらわれず、心の迷いがなくなる」という意味があります。
しかし、現代日本の40代世代は、惑うことなく毎日を送っていると言えるでしょうか。むしろ逆で、仕事でも人生でも思い切った決断をすることができず、迷ってばかりだという人が多いのではないでしょうか。
40代は人生でいちばん“惑う”時期
40代サラリーマンを取り巻く昨今の仕事環境は、たいへん厳しい状況になってきています。いまは旧来の仕事観や価値観が大きく変貌しつつある過渡期。かつては通用したビジネスモデルやロールモデルがどんどん通用しなくなっています。そんな状況の中で、働き盛りの40代世代は、組織の中心的存在としてビジネスを引っ張っていかねばなりません。先行きの見えない状況下において手探りで成果を出し続けていくことは、非常に大きなストレス負担だといえるでしょう。
それに昔と違って、いまは40代の8割が課長になれないという時代です。仕事をがんばっても昇進するポストはなく、給料も年々下がってきています。先々の生活がどうなるか、不安を感じている人も多いことでしょう。かといって会社が生活を保障してくれるわけでもなく、仕事でずっと結果を出し続けていなければ、リストラの影もチラついてきます……。
おそらく、「果たしてこのまま会社に居続けるべきか、それとも、いっそ起業でもして自分が本当にやりたいことをやるべきか」といった思いを胸に抱いている人も多いはずです。
しかも、40代と言えば、仕事だけでなく家庭においても何かとしがらみが多くなる時期。家のローンや子供の教育のほか、親の介護の問題なども視野に入ってくることでしょう。孔子の言葉に逆らうわけではありませんが、40代は、人間の一生の中でいちばん迷いや戸惑いを抱えやすい年代なのかもしれません。
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