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ありのままの自分を発揮してもらおう――良いプレイヤーが良いマネージャーになるための3つのポイント:ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術(2/3 ページ)
昇進したとたん、めっきり力を発揮できなくなってしまったという皆さん。仕事に対するアプローチの順番を変えてみてはいかがだろうか。
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ポイント2:個人のパターンを加速させる
2つ目のポイントは、こうして見抜いた(あるいは、見抜こうとした)一人ひとりが、「ありのままの自分」として行動できる時間や業務量を最大化するべく、間接的な支援を行っていくという点になります。ここで気をつけたいのが、あくまで「間接的な支援」であるのが大切であって、「◯◯をもっとやれ」といった直接的な支援・干渉ではないということです。
その具体的な方法としては、
- ありのままの自分になれない業務を極力減らしてあげる
- ありのままの自分ベースで出てきたアウトプットに注意や関心を払う
といったものがあります。ありのままの自分になれない業務というのは、例えば堀江氏でいうと、「部門報告のための資料作りを任せる」といったこなすことはできるけれど、先程の「雑誌を色々とチェックして、世の中の流れをつかみに行く」という、ありのままの自分としての行動にはならないようなものを指します。こうした仕事を他のメンバーに割り振り、その人にはより、ありのままの自分が取組みたいことに時間を使えるようにします。
そして、そこから出てきた解釈や意見、現在感じていることなどをちょっとしたタイミングで呼び止めて聞いてみたり、アウトプットとしてレポートや報告メール、あるいは打合せの中で出てきたら、すかさずその内容に触れる(褒める必要はありません)ことで、本人はより、ありのままの仕事に集中し、多くの時間を使えるようになります。
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