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大人が夢中のブロックによる作品で想いを共有ITmedia エグゼクティブ勉強会リポート(1/2 ページ)

子どもの玩具のイメージがあるLEGOブロック。このLEGOブロックを使って、大人の人財開発やキャリアデザイン、各種トレーニングを実践できる新しい手法がLEGOシリアスプレイメソッドである。

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 「ITmediaエグゼクティブ勉強会」に、Initiative&Solutions 代表取締役で、組織・人財開発コンサルタントである渡邉信光氏が登場。「LEGOを活用した知られざる体験!! ビジョン共有、共感コミュニケーションの新手法"LEGOシリアスプレイメソッド"とは?」をテーマに、LEGOブロックを使ったワークショップを実践した。

LEGOブロックで大人の人財開発を実践


Initiative&Solutions 代表取締役 渡邉信光氏

 「LEGOブロック」と聞くと、子供用のオモチャをイメージするのではないだろうか。大人がビジネスにおける組織開発やビジョン共有のためのコミュニケーションツールとして活用する新しい手法が「LEGOシリアスプレイメソッド」である。それでは、LEGOシリアスプレイメソッドとは、どのような手法なのか。

 これはデンマークの玩具会社であるレゴ社の3代目経営者であるK. K. クリスチャンセン氏とレゴ エデュケーション開発責任者であるロバート・ラスムセン氏が、コンストラクショニズム理論に基づき、考案したビジネス向けの創造性開発手法。LEGOブロックを活用して、自由な発想を養うユニークなアプローチである。


さまざまな形のブロックを組み合わせて自由な発想を養う

 LEGOシリアスプレイメソッドのベースとなるコンストラクショニズム理論は、マサチューセッツ工科大学メディア研究所のシーモア・パパート教授が提唱した教育のための理論である。手を動かすことで頭が活性化し、新しい知識や知恵を生み出すことができるというのがこの理論の最大のポイントである。

 「国内外の組織活性化、組織開発の文献をネットで検索しているときに、LEGOシリアスプレイメソッドの存在を知った。すぐにラスムセン・コンサルティング社に連絡すると、ちょうど2014年5月に来日し、認定ファシリテータ養成コースを開催するということで、同コースに参加して認定ファシリテータを取得した」(渡邉氏)

 このLEGOシリアスプレイメソッドに、これまで実践してきた組織開発やリーダーシップ開発などを組み合わせることで、効果の増大が期待できるという。例えば、以下のようなワークショップやトレーニングなどである。

  • 組織開発系ワークショップ
  • 問題解決系ワークショップ
  • リーダーシップ開発トレーニング
  • デザイン思考系ワークショップ
  • キャリアデザインプログラム

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