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» 2016年10月31日 10時00分 UPDATE

借りるのはサーバではなく「技術力」と「知見」 〜データの収集・蓄積・分析が新たな価値創出の切り札に?〜

ビジネスを成功に導くうえで肝心なことは常に模倣が難しいものへと磨きを掛けること。それは「ビジネスのデジタル化」、すなわちデジタル変革においても変わらない。ICTに精通したパートナーへの期待もかつてないほど大きくなっており、借りるべきはサーバではなく、彼らの「技術力」や「知見」だ。

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スピード、柔軟性、堅牢性がビジネスのデジタル化成功のカギ

 ICTの活用によって、新たな顧客価値を創造するビジネスの変革を、NECでは、「ビジネスのデジタル化」と位置付けている。アイティメディア エグゼクティブ・プロデューサーの浅井英二が、NECプラットフォームサービス事業部 事業部長代理である嶋村寿氏に話を聞いた。

アイティメディア エグゼクティブ・プロデューサー 浅井英二

浅井 現在、企業に求められているビジネスのデジタル化とは、どのような取り組みなのでしょうか。

嶋村 多くのお客様は、スピード感をもって新たなビジネスを創出しなければならないと考えています。これまでのICTは、お客様の定型業務などを効率化することが最大の目的であり、新たな発見をする・事業を生み出すといった非定型業務は属人的でICTの活用が困難な分野でした。

 しかしテクノロジーの進化により、行動の一つひとつをデジタル化できるようになりました。属人化された業務をデータ化したり、形式が多様かつ膨大で見える化そのものが難しかったデータを「見える化」し、それらのデータを収集・蓄積・分析することで新たな価値を生み出すことができるようになります。

浅井 企業がビジネスのデジタル化を成功に導くためのカギは、どのようなものなのでしょう。

NECプラットフォームサービス事業部 事業部長代理 嶋村寿氏

嶋村 ビジネスのデジタル化において、AI・IoTといった新たなシステム(SoE:Systems of Engagement )に取り組んでいくことはもちろん必要ですが、うまく活用するためには従来の基幹システム(SoR:Systems of Record)との連携が欠かせません。SoEとSoRの両方を実現し、相互に連携していくためには、スピード、柔軟性、堅牢性という3つのポイントが必要となります。柔軟に仮説を立てスピード感をもって検証し、ビジネスを開始すること、さらに、安心、安全、堅牢性がこれまで以上に求められているのです。この3つの条件をクリアしなければ、ビジネスのデジタル化は成功できないと考えます。

浅井 デジタル変革の第一歩ともいえる、新たな時代の見える化には、「データ」が重要な要素になると思いますが、データに関してはどのように考えていますか。

嶋村 データそのものに価値がある時代になってきました。例えば、NEC自身も提供するサービスの運用を行っていく中で、OSやミドルウェア、アプリケーションなど、さまざまなログ情報を、日次、週次、月次、年次で保存してきました。このデータは主に障害が起きたときの原因追究のために活用してきましたが、ログを解析することで、障害などの予兆を検知できるという新たな価値を創出しています。

 そうした知見も生かし、お客様との共創を進めています。大阪ガス様では、業務車両にドライブレコーダーを装着し、急ハンドルや急ブレーキなどの大きな挙動を示すデータをクラウド上に収集することで、業務車両の運行状況を見える化する「くるみえ」というサービスを利用されています。これにより、事故発生率を53%低減し、自動車保険料も削減するなど、クラウドが大阪ガス様のビジネスに大きく貢献しています。

 しかし、データの価値はこのような見える化・効率化だけに留まらないと思っています。今後は、このくるみえの例のようにデータを本来の目的に活用するだけでなく、蓄積したデータを別の新たな用途で活用すること、さらには別の企業・団体で活用することを、「共創」を通じてお手伝いしていきたいと考えています。

NEC Cloud solutions が実現する新たな価値

ビジネスのデジタル化におけるクラウドの役割とは

浅井 ビジネスのデジタル化を推進する上で、クラウドサービスが果たす役割とは、どのようなものなのでしょうか。

嶋村 これまでのITベンダーには、お客様の課題や要望を聞き、それを実現するためのシステム構築が求められていましたが、これからは仮説検証を行いながら、新たなビジネスを迅速に創出することが求められます。クラウド上で必要なサービス(部品)を組み合わせ、より最適なシステムをいかに早く構築・提供できるかが、お客様にとっての良きパートナーとして選ばれるポイントになると考えています。

浅井 ビジネスのデジタル化では、スピードや柔軟性、堅牢性が求められるので、サービスの品ぞろえが重要になるという話は非常に分かりやすいですね。NECのサービスはどのような品ぞろえになっているのでしょうか。

嶋村 NEC Cloud Solutionsでは、お客様のニーズに応えるため、NECのクラウドサービスだけでなく、オンプレミス環境でのクラウド、他社のパブリッククラウドなど、さまざまなクラウドをご提供しています。その中でも、デジタルビジネスを実現するうえで重要となるのがNEC Cloud PaaSです。データ収集からモバイル連携、基幹システム・クラウド連携、データベース、開発・実行環境、さらにAI・ビッグデータ分析まで、さまざまなサービスを順次提供していきます。中でも、NECの画像認識技術やAIエンジンの組み合わせは、他社には負けない差異化ポイントです。

 例えば流通業では、イベント会場や店舗のカメラ画像から来場者の属性を推定し、そのデータを活用することにより売上拡大のためのマーケティングを展開することができます。また、製造業では、製造機器の稼働状況を分析することにより故障の予兆を察知し、生産管理や、生産性の向上に活用することができます。

 IoT(Internet of Things)で得られたデータを、AIなどを用いて、本来の用途以外の新たな用途に活用し、新たな価値を創出していく。そんな世界を、お客様やパートナーとの「共創」を通じて実現していきたい。それを支える役割がクラウドにはあると考えています。

AI・IoTにおけるクラウド活用

NECが顧客から選ばれてきた最大の理由

浅井 NECは、IT業界において長い歴史、実績、高い技術力があり、これまで作り上げてきた信頼を、クラウドの領域においても生かしています。こうした経験やノウハウを生かし、価値の最大化を実現しているように感じますが、NECのクラウドを選定すべき理由とメリットを聞かせてください。

嶋村 お客様の「NECだからお願いするんだよ」という言葉が最大の喜びです。「ホワイトボックス」クラウドと呼んでいますが、土地、ファシリティ、ハードウェア、ソフトウェアのすべてに関し、自社製品を始めとする「NECがしっかりと中身を把握している」最新技術や製品を採用しているので、さまざまな局面にスピーディーに対応できます。これが、NECがお客様から信頼を得ているポイントだと思っています。

 また、冒頭でもお話ししたとおり、ビジネスのデジタル化にはSoEとSoRの両方へ取り組むこと、相互に連携することが求められます。NEC Cloud Solutionsであれば、NECのクラウド、オンプレミス、他社のパブリッククラウドとのハイブリッドクラウドにより、SoEとSoR、それらの連携に必要となるさまざまなニーズに対応することができます。

 2016年4月にはNEC神戸データセンターを開設し、神奈川と神戸、東西2つのフラグシップデータセンターができあがりました。このデータセンターを中核に、お客様のニーズに合わせたサービスを短期間、低コスト、安全に実現してまいります。また、このために、パートナーとの連携も強化し、グローバルにサービスを展開してまいります。ハイブリッドクラウドで実現するスピード、柔軟性、堅牢性を兼ね備えた総合力こそが、NECが選ばれる理由だと考えています。

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提供:NEC
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エグゼクティブ編集部/掲載内容有効期限:2016年11月30日

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