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フィッシング詐欺対策と本人認証を強化 マネックス証券が新ログインサービス

マネックス証券は、オンライントレード利用者のセキュリティを強化する。RSAセキュリティの「RSA Adaptive Authentication for Web」採用した多層式のユーザー認証を国内で初めて運用する。

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 マネックス証券は1月9日、オンライントレード利用者のセキュリティを強化すると発表した。ユーザーによるサイト認証とリスクベース認証を組み合わせた「MYログイン」サービスを1月16日に開始する。

 RSAセキュリティの「RSA Adaptive Authentication for Web」を採用し、ユーザーによるサイト認証とリスクベース認証の2種類の機能を組み合わせた。

 MYログインサービスの利用者は、ログイン時に事前に登録した画像とキーワードの表示を確認して、マネックス証券の正規のサイトであることを確認でき、フィッシング詐欺に巻き込まれる可能性を低減。

 ログインするには、IDとパスワードによる認証のほか、ユーザーのPC環境も認証する。通常とは異なるPC環境からログインした場合には、自分しか知り得ない「秘密の質問」に回答しないとログインできないようになる。

 RSAセキュリティによると、日本国内でのRSA Adaptive Authentication for Webの運用開始は初めてという。

 ネットトレーディングのユーザーは、オンライン銀行などほかの金融サービスと比較して1日あたりのログイン回数が多い傾向にあり、フィッシング対策と本人認証の強化が求められている。


RSA Adaptive Authentication for Webの「ユーザーによるサイト認証」と「リスクベース認証」の仕組み

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