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「スカパー!」のコールセンター、ブレードPC860台を展開へ

DNCCは、2008年度末までにブレードPC860台を導入する。コールセンター業務は加入者情報を扱うだけでなく、人員の流動性が高く、セキュリティと運用管理コストの低いブレードPCを選択した。

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 衛星放送「スカパー!」加入者の顧客対応業務を行うデータネットワークセンター(DNCC)は、2008年度末までにブレードPC860台を導入する計画だ。コールセンター業務は加入者情報を扱うだけでなく、人員の流動性が高いため、セキュリティと運用管理コストの低いブレードPCを選択した。

 採用したのは、日本ヒューレット・パッカードのブレードPC「HP bc 2000 Blade PC」。既に360台を導入しており、2008年度末までにさらに500台をリプレースする予定という。

 センター側に設置したブレードPCをシンクライアント端末などからネットワークアクセスして利用する。端末自体には加入者情報を保存できないため、持ち出しなどによる情報漏えいのリスクを軽減できるほか、センター側で管理を一括できるため運用管理も負荷も少なくできる。

 DNCCは、スカイパーフェクト・コミュニケーションズの子会社で、420万件を超える「スカパー!」加入者情報の管理や、電話・電子メールによる顧客対応業務を行っている。セキュリティが万全であることや、短期間でのシステム構築などが要件として求められていた。

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