ニュース
営業職員のコミュニケーション迅速化へ IMを活用する日本生命
日本生命は、営業職員のコミュニケーションを迅速化するため、来店型店舗ライフプラザでIMの導入を進めている。
日本生命保険は、来店型店舗ライフプラザにおける営業職員の迅速なコミュニケーションを可能にするため、インスタントメッセンジャー(IM)の導入を進めている。
2007年8月からライフプラザ40店舗約1400人を対象に、Qriptの携帯電話と連動できる企業向けIM「Yoctoセキュアメッセンジャー」を試験導入しており、今後ライフプラザ全57店舗に展開する予定だ。
システムを提供するQriptによると、これまで日本生命の営業職員は電子メールアカウントを持っておらず、連絡手段が電話しかなかった。そのため、外出職員への連絡や複数の職員間で情報共有が課題となっていた。
携帯電話と連動するIMを活用することで、顧客からライフプラザに連絡などが合った場合に外出先の営業職員にメッセージを入れて、直接顧客対応を行えるようにするほか、直接対応ができない場合には顧客の来店情報を共有化し、次回以降のコミュニケーションに反映して顧客満足度を高める。
また、営業職員の不在状況を確認できるため、不在時の電話連絡などの無駄を省くなど、業務の効率化にも結び付けたい考えだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「保険金不払い問題」乗り越える保険業界――サービス品質改善にITができることとは?
保険金不払い問題に対し行政処分が出されるなど、保険業界は経営管理態勢の抜本的な改善を求められている。大手保険会社では、業務プロセスの改革によって、サービス品質改善に向けた取り組みが進んでいる。- 新コールセンターシステムで顧客サービス向上狙う、三井住友海上メットライフ
- SOAやBPMで顧客基点のサービスを迅速展開するNTTドコモや三井住友海上