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業務端末ログインにマウス型手のひら静脈認証装置――愛知県信用保証協会
愛知県信用保証協会は、PCへのログインやサーバ室の入退室管理システムに手のひら静脈認証を採用した。
愛知県信用保証協会は、PCへのログインやサーバ室の入退室管理システムに手のひら静脈認証を採用した。中小企業が金融機関から融資を受ける際の保証人となって経営支援を行う公的機関なだけに、ID/パスワードよりも高度なセキュリティ対策を施した。
採用したのは、富士通の「PalmSecure」。職員が使用する全PC356台に導入。2月から全店での運用を開始した。同時に、入退室管理システムにも手のひら静脈認証を採用し、サーバ室内の業務端末の利用者を制限して情報セキュリティ管理を強化した。
愛知県信用保証協会は、事前に登録された人物だけが端末にログインできる高いセキュリティや、高度な認証精度、現在使用しているマウスと交換してそのまま利用することができる点――などを評価したという。
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