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IT投資管理のベストプラクティスを目指すマイクロソフトITmedia エグゼクティブセミナーリポート

ITmediaエグゼクティブが開催した第11回 ITmediaエグゼクティブ フォーラムにマイクロソフトの相場宏二氏が登場。Microsoft Project Server 2010のデモを交えながらIT投資価値を最大化するマイクロソフトの取り組みを紹介した。

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 ITmediaエグゼクティブが開催した「第11回 ITmediaエグゼクティブ フォーラム 戦略的経営の第一歩はITプロジェクトの可視化から」のセッションに、マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部 エグゼクティブプロダクトマネージャ、相場宏二氏が登場。Microsoft Project Server 2010のデモを交えながら「IT投資価値を最大化するプロジェクトポートフォリオ管理の導入」をテーマに講演した。


マイクロソフトの相場氏

 相場氏は「人員計画、戦略、予算など“ヒト、モノ、カネ”という企業全体の制約条件がある中で、いかに最適なポートフォリオを選択するかが、今後の企業戦略にとって非常に重要になる。その選択をITで支援をするのが、Microsoft Project Portfolio Serverの機能を統合したProject Server 2010だ」と話す。

 Project Server 2010は、ポートフォリオ管理機能により、複数のプロジェクトから、企業の戦略に対して優位な事業やプロジェクトを判断し、効果的な予算の配分と継続的ガバナンスの構築を実現している。従来、Microsoft Projectで提供されていたボトムアップのプロジェクト計画、見積作成機能に加え、限りあるリソースや予算を生かし、いかに戦略的にプロジェクトに投資できるかをトップダウンで選択できるさまざまな機能が搭載されている。

 プロジェクトの有効性を判断し、最適な投資を実現していくための最も効果的な手法として相場氏は「明確な戦略の策定、ルールの明確化、KPIによる監視、年間を通じたポートフォリオの見直しという4つの取り組みからなるベストプラクティスを採用することが重要になる」と語った。

 具体的な取り組みとしては、まず戦略の策定として、ビジネス戦略を明確化し、限られた予算とリソースの中で実現できる最適なプロジェクトを決定。続いてルールの明確化では、ステージゲート手法を採用することで、ITガバナンスを確立する。ステージゲート手法とは、プロジェクトの選択プロセスをいくつかの“ステージ”に分割し、それぞれのゲート(条件)に合致したプロジェクトを選択する手法だ。

 また、選択されたプロジェクトにおいては、予実対比によるプロジェクトステータスをKPIにより常に監視しておくことが必要。実行中のプロジェクトの実績が思わしくない場合には、Project Server 2010のダッシュボード機能を使ってポートフォリオを見直すと効率が良い。

 相場氏は「Project Server 2010では、ダッシュボード機能により、容易にプロジェクトの評価を行うことが可能。企業のビジネス戦略に適合した最適なプロジェクトを選択し、キャパシティプランニング機能により、リソース稼働率の最適化を実現できる。また、Webブラウザを使用して、容易にプロジェクトを編集することもできる」と話す。

 「プロジェクトポートフォリオ管理とは、単にKPIをバルーンチャートにするだけのツールではない」(同氏)

 企業経営者からPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)、PM(プロジェクトマネージャ)、そしてチームメンバーまでの全社横断的なプロジェクトを管理できるガバナンスワークフローの実現が必要になる。それを支援するのがProject Server 2010となる。

 現在、Microsoft Projectは、全世界2000万人に利用されているという。また、ICTアドバイザリ企業であるガートナーの調査では、プロジェクトポートフォリオ管理市場におけるマジック・クアドラントにおいて、マイクロソフトはリーダーポジションに位置づけられている。

 相場氏は「マイクロソフトでは、1984年に計画作成と進捗管理が可能なDOS版のMicrosoft Projectをリリースして以降、ユーザーの要望に応える機能追加を実施してきた。そして2010年にはポートフォリオ管理はもちろん、ファイナンシャル管理やプログラム管理、プロジェクトコラボレーションなど、さまざまな機能を搭載。今後もIT投資の価値を最大化するためのさまざまな機能を提供していく」と話している。

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