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面接でするべき101の効果的な質問:海外ベストセラーに学ぶ、もう1つのビジネス視点(4/5 ページ)
就職面接に備えるための具体的な方法について分かります。最初から好条件で採用してもらうために、面接でするべき質問とは? チャンスを台無しにしてしまうため、するべきでない質問や行動を知っておく。
質問して答えを得る
『質問を幾つか準備して下さい。さもなければ仕事を得ることはできません。面接官に何か質問はないかと尋ねられた時、ただ単に時間が過ぎるのを待ってはいけません。面接時間が終わる前に積極的に質問して下さい。ただし、質問をする前に許可をもらうことを忘れてはいけません。質問をすることで面接官は志願者の自発力を認めますし、面接官とより多くの会話を持つことができます。そうすることで、電気椅子に座って質問攻めに遭っているような気分を味わわずに済みます。つながりのある質問をして下さい。最初は一般的な質問から始め、その後、つながりのある具体的な質問をすることでより多くのことを学んで下さい。効果的な質問をするための基本原則は次の通りです。
- 応募している職について学ぶ。そうすることで知的な質問をすることができる
- 仕事に求められる要素に基づいた表現を使って質問をする
- 仕事をもらうまで休暇や休日の質問はしない
- 自由回答形式の質問をする。そうすることで面接官の話を引き出し、仕事や企業に関する詳細を得ることができる
- 面接官の話し方(堅苦しいか、砕けているか)に注意し、それに適した話し方をする。そうすることで調和した関係を築くことができる
- 自分がどう思われているか知るためのヒントとして、面接官のしぐさに注意する。例えば、アイコンタクトが少ない場合は不快感を表し、椅子に寄り掛かっている場合は尊敬や興味が少ないことを示し、うわの空の場合は緊張しているか、興味が全くないかのどちらかである
- 答えを簡潔で要領を得たものにする
- 無知な質問や、偏見を持った質問、あるいは過度に個人的な質問はしない(結婚していますかなど)。または、切羽詰まっているように感じられる質問はしない(例えば「家賃を払うためにこの仕事がどうしても必要です。仕事を始めたら会社からお金を借りられますか?」など)
- 冗談は言わない。面接は真剣な仕事の1つである』
面接では回答するばかりではなく、質問する機会もあります。質問次第で自分の印象を強めるチャンスとなりますので、うまく利用することが大切です。面接とは質問に答える場ではなく、限られた時間の中で、自分をいかに売り込むかという場面であることを自覚し、そのための準備を怠らないようにして下さい。この本質的な理解がないと内定は難しいでしょう。
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