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ダイエット服装は政治だ

米国には「ドレスフォーサクセス」という言葉があります。おしゃれのためではなく、成功するために装う。そう、まさに服装は政治なのです。

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 NLP(神経言語学)のセミナーに出席した際、面白い事がありました。ビリーフ(信念、思い込み)に関するレクチャーでの事です。「食べると太ると思っている人?」の質問に大多数の人が手を上げました。もちろんわたしも手を上げました。

 「それでは、自分は食べても太らないと思っている人?」の質問に何人かの人が手を上げました。なんとその人達は全員やせていたのです。これはどういうことでしょうか? 体質もあるのかもしれませんが、NLP的に言うと、潜在意識への働き方に関係するようです。

 つまり食べる時に、「あーこれ食べると太るなー」と思って食べると自分に太りなさいと暗示を掛けているようなものだということです。怖いなと感じました……。

 このことを知って以来、食べる時には自分にプラスになる暗示を掛けるようにしました。これを食べると元気がでるなとか、これで顔色がよくなる、この小麦が浴びた太陽のパワーを体に入れるんだななどです。

 こうすると食べ物のパワーも上がるように感じられ、味まで変ってくる気がしています。食事をするという事が自分にとってどんなに大切なことかをあらためて考えました。そして同時に体を鍛えるようにしました。

 わたしがニューヨークでよく聞かれる質問は「運動は何をやってるの?」街を歩いていて面白いなと感じるのは、とにかく体を鍛えている人をよく見掛けることです。工事中の鉄柵をバー代わりにして、数人でエクソサイズをしてたり、車の後部の扉を開けて片手腕立て伏せしていたり、フィフスアベニューでもセントラルパークでも、いたるところで走ってる人を見ます。黙々と自分のペースで好きなように鍛えているという感じです。

 体に良い物を食べ、鍛えぬいた美しい筋肉の体を保つ。格好よく服を着こなすために、人間という動物の基本のバランスを整えるためにとても大切な事ではないでしょうか。

著者プロフィール

大里千春(Chiharu Ohsato)

イメージストラテジスト。エグゼクティブコーチ。

4歳からピアノを始める。そのまま音楽の道に進み、講師としてのべ2000人以上の生徒への教育の実績を積む。コーチングに出合い、音楽のキャリアに終止符を打ち独立。自らの体験から人生が大きく変わるきっかけとなった、コーチングとイメージストラテジングをその職業に選ぶ。ニューヨークにてイメージ関係のスキルを幅広く学び、ICF国際コーチ連盟ACC認定コーチ、AICI国際イメージコンサルタント協会認定イメージコンサルタントの資格を取得。主にエグゼクティブを対象にパーソナルコーチング、組織内の関係性をデザインするリレーションシップコーチング、またイメージ戦略コンサルティング、セミナーを行うことにより、ビジネスでの成功を導いている。人が自分自身の深い部分とつながり、誇りを取り戻し大きな力で限界を超えていく姿に、コーチ、イメージストラテジストとしてサポートができることに限りない喜びを感じている。著書「優れたリーダーが実践するイメージチェンジ成功法」日本経済新聞出版社。


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