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五輪期間限定オープン、東京の各国パビリオン4選タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 東京2020オリンピック・パラリンピックは世界最大級のスポーツの祭典であると同時に、他国の文化を知る貴重な機会でもあります。

 実はこの期間中に、さまざまな国が東京に新たな文化発信拠点を作り、自国の魅力を知ってもらおうと力を尽くしています。ここではオランダ、デンマーク、フィンランド、イタリアの4カ国のパビリオンを紹介します。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、入場制限などがあるので、行く前に必ず公式Webサイトを確認してください。


「Casa Italia『Arazzo』(Photo: Joshua Lieberman)」

 東京2020オリンピック・パラリンピック開催中に、デンマークとデンマークを代表する企業や団体の魅力を紹介する展示会「デンマークパビリオン」がデンマーク王国大使館とヒルサイドフォーラムで開催されています。普段は入ることのできないデンマーク王国大使館を一般開放し、デザイン、ヘルスケア、グリーントランジション(エネルギー)、食品、観光などをテーマに7つのブースに分かれて、ランニングイベントの実施やホットドッグなどの伝統的なグルメを販売しています。ヒルサイドフォーラムでは、建築展を開催中。期間は2021年7月23日〜8月8日(日・祝)、8月24日(火)〜9月5日(日)で、入場無料です。

 フィンランド語で「森」を意味する、環境に優しく持続可能な施設、メッツァ・パビリオンは、同国の文化とビジネスを広める拠点としてフィンランド大使館とパートナー企業が同大使館敷地内に2020年秋にオープンしました。自然、テクノロジー、サステナビリティをテーマに掲げ、2021年末までさまざまなイベントを開催しています。オリンピック・パラリンピック期間中は、フィンランドのナショナルパートナーハウス、Home of Finlandと名称を変え、見学ツアーを実施しています(要予約)。

 芝浦3丁目にあるシバウラハウス(SHIBAURA HOUSE)にオープンした、期間限定のオランダ体験プロジェクト施設、NLハウス。駐日オランダ王国大使館とシバウラハウスの協働企画で、1日に2人限定で日本の文化関係者をゲストとして招待し、オランダに関連するさまざまなプログラムを体験してもらうというものです。期間は2021年7月23日(金・祝)〜8月10日(火)、8月18日(水)〜9月5日(日)、入場は無料です。

 イタリア国立オリンピック委員会の公式ホスピタリティハウス、カーサイタリア(Casa Italia)が、2021年8月8日(日・祝)まで高輪の貴賓館でオープンしています。同館では「驚異的なもの」という意味の「ミラビリア(Mirabilia)」をコンセプトに、スポーツ、サステナビリティ、アート、デザインの分野からイタリアが世界に誇るコンテンツを発信中。新型コロナウイルス感染症対策のため、一般窓口はなくメディアのみ制限付きで入館です。

 その他、「五輪期間限定オープン、東京の各国パビリオン4選」では、特別に解放される施設の見どころやオンラインから参加できるコンテンツなどを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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