ハーゲンダッツ ジャパンは2月5日、2010年度の事業計画を発表した。「ブランド強化」と「品質向上」を2本柱として、前年比103%増となる売上高391億円を目指す。
ブランド強化については、昨年7月に東京・銀座にオープンした「ハーゲンダッツ ラ メゾン ギンザ」をはじめブランド発信の場ともいえる店舗を軸とした統合的なマーケティング活動を展開し、宣伝、広告を強化するとともに商品パッケージデザインを視認性の高いものに改良するなどの施策を打つ。
品質向上に関しては、パートナー企業との協力関係を深め、従来から実施している原料の収穫や加工時の立ち会い検査を強化するほか、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」や「総合衛生管理製造過程」(HACCP)などをベースとして、安全で高品質な商品を提供していく。
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