大阪のスタートアップ拠点が新装開業 横山市長「経済全体として大きく」 民間と連携強調
大阪市のスタートアップ(新興企業)支援拠点「大阪イノベーションハブ(OIH)」が13日、新装オープンした。敷地面積を約1.5倍の約900平方メートルに拡大し、企業関係者らの交流スペースなどを新設。市内で取り組みが進む民間主導の新興企業支援施設との相乗効果で、新たな産業創出が期待される。
OIHは大阪・関西の発展を牽引(けんいん)する世界的な技術革新拠点として、2013年に市の交付金によりグランフロント大阪(同市北区)に設置された。運営は大阪産業局が担っている。
今回のリニューアルでは、「集う」「つながる」「成長する」をコンセプトに、新たに支援員を配置し、利用企業のニーズに合わせた案内や情報収集支援などを実施。新興企業の事業ステージに応じた支援を展開する。
市内では近年、金融機関などが新興企業の支援拠点を相次いで開業していることを踏まえ、OIHは支援対象を企業の創業初期段階までに絞り、それらを民間の支援拠点につなぐ役割を果たす。
今後、30年度までの5年間の目標として、新興企業の起業や資金調達などの成果を450件、新興企業の資金調達額800億円を掲げる。
この日の開業イベントで、横山英幸市長は「市内の各拠点が相互にやり取りをしながら、経済全体として大きくなっていくことが重要だ」と語った。(入沢亮輔)
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