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日産自、カスタマーサービス機能を集約した新施設を稼働

国内市場での販売不振にあえぐ日産自動車は、顧客サービスを強化し活路を見いだす。

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 日産自動車は3月24日、顧客サービスの迅速化と販売会社のサポート強化を図るために「日産カスタマーサービスセンター(NCSC)」を2007年12月に神奈川県横浜市に開設し、このたび本格稼働したと発表した。開設に伴う投資額は9億円。

 NCSCは、これまで国内に点在していたお客様相談室、販売会社の修理支援機能、サービス技術機能を集約した。これにより、ユーザー情報や修理情報などを相互に共有し、サービス技術の強化やサポートの迅速化を狙う。

 お客様相談室では、商品情報のデジタル化や新電話対応システムの導入などにより、問い合わせ対応時の時間短縮を図る。修理支援機能では、数拠点の技術センターから人員をNCSCに集め、修理支援を行うための新設備を導入した。これにより、各技術センター間の修理情報を共有し、不具合の解析能力が向上したとしている。

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