ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(SBHC)は5月29日、20代〜30代のビジネスパーソン400人を対象に実施した「常識力」に関する調査結果を発表した。
同調査によると、ビジネスパーソンの3人に1人が常識力に自信がないと回答した(全体の33.4%)。常識不足や間違いに気付くタイミングは「失敗やミスをしたとき」や「上司や同僚から指摘されたとき」など経験に基づくものが上位となったほか、「目上の人との食事や接待」で常識を求められて困ると感じる人が多いことが明らかになった。
常識に自信がない分野では、1位が「作法マナー」、2位が「日本語の使い方」となった。また、「時事ネタ」「最新キーワード」に自信がないという回答は30代より20代の方が多かった。
同時に実施した常識クイズでは、「間違った用法の言葉を選びなさい」という設問に対し、正解の「とんでもございません」(38.0%)よりも不正解の「とんでもないことでございます」(57.8%)の方が上回る結果となった。
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