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イオンの郊外型1号店、北京でオープン中国ビジネス最前線(2/2 ページ)

小売企業の多くが北京中心部でショッピングセンター開発を進めている中、イオンはマイカーを持つホワイトカラーをターゲットにした戦略を打ち出した。

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▽イオンの郊外型1号店、北京で開店

 イオングループの北京地区1号店となるイオンショッピングセンター(イオン北京国際商城ショッピングセンター)が10月17日、北京市の北西に位置する昌平区でプレ営業を開始した。

 国内デベロッパーや小売各社が北京中心部でショッピングセンター開発を進めている中、イオングループは郊外に的を絞り、特色ある品ぞろえと大型駐車場の完備で消費者を引き付ける戦略に出た。

北京で1号店となる「イオン北京国際商城ショッピングセンター」
北京で1号店となる「イオン北京国際商城ショッピングセンター」(同社サイトより)

 今回オープンしたショッピングセンターは、ジャスコと専門店100店舗以上から構成され、1、2階がショッピングフロア、3、4階および地下1階が駐車場となっている。総面積は9万平方メートルで、3000台のマイカーが駐車可能。

 イオンショッピングセンターは、日本および海外でも基本的に都市郊外に展開しており、北京のショッピングセンターの顧客ターゲットは、海淀区、朝陽区などのマイカーを所有するホワイトカラーとなる。

 イオンは、1987年に香港に1号店を出店したのを皮切りに、これまでに中国で22店舗を展開してきた。



※この記事は内田総研グループ発行のメールマガジン『士業・net』の一部を加筆・修正し、許可を得て転載しています。

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