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電子政府世界ランキング、日本は8位に後退

早稲田大学「電子政府世界ランキング2012」の調査結果で、米国、シンガポールが同率1位、日本は6位から8位に後退。

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 早稲田大学電子政府・自治体研究所は、8回目となる「早稲田大学電子政府世界ランキング2012」の調査・研究の結果を公表した。日本は6位から8位に後退。米国、シンガポールが同率1位だった。

 主要55カ国を対象に電子政府進捗度を調査・研究した結果、トップ10は、1位が米国、シンガポール、以下3位以降は、韓国、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、オーストラリア、日本、英国。10位は台湾とカナダだった。

 特徴をキーワードで表わすと「ソーシャル・メディア」、「オープン・ガバメント」、「市民参加」、「防災BCP」、「サイバー・セキュリティ」、「BigData」、「モバイル政府」、「クラウド・コンピューティング」だった。

 日本は前年より2ランク下げて8位であったが、主な理由としては、民主党政権による厳しい事業仕分けを受けてICT 施策の優先順位や位置付けが不透明になった点と、府省の電子申請などオンライン利用率の低い事業の見直し点検が行われた点、IT戦略本部をはじめ政治リーダーシップが電子政府分野でダイナミックに発揮されなかった点、などが挙げられる。

■早稲田大学電子政府世界ランキング2012

順位 国名 得点
1 米国 93.8
1 シンガポール 93.8
3 韓国 91.5
4 フィンランド 88.7
5 デンマーク 86.5
6 スウェーデン 84.1
7 オーストラリア 82.8
8 日本 81.5
9 英国 81.0
10 台湾 80.1
10 カナダ 80.1
12 ドイツ 79.2
13 ニュージーランド 76.7
14 ベルギー 75.2
15 スイス 73.5
15 ノルウェー 73.5
17 フランス 71.9
18 イタリア 71.3
19 エストニア 70.8
20 オランダ 69.0

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