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東京、ベストラーメン2025年上半期タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 2025年上半期、東京のラーメンシーンは新店ラッシュにわきました。人気店出身の店主が修行元で磨いた味をさらに進化させた一杯、人気格闘家が本気で挑んだラーメン屋など、話題には事欠きません。ここでは、「タイムアウト東京」が厳選する2025年上半期のニューカマー3店舗を紹介します。


ラーメン 翡翠 画像提供:メンチャック

 東京メトロ赤坂駅から徒歩2分。雑居ビルの2階に2025年2月に誕生した「ラーメン 翡翠」は、オープン直後から話題を集め、瞬く間に人気店の仲間入りを果たしました。

 レギュラーメニューは「醤油ラーメン」(1300円〜)と「塩ラーメン」(1300円〜)。さらに日替わりで提供される限定麺メニューも魅力のひとつです。 スープは4種類の地鶏を贅沢に使い、厳密な温度管理でじっくり炊き上げた無化調仕立て。合わせる麺は、数種の一等粉を使い分けてブレンドした自家製ストレート麺です。国産小麦の持つ豊かな風味をダイレクトに楽しめます。

 「塩ラーメン」は帆立、蛤、海老、昆布など10種以上の魚介を合わせたまろやかな淡麗スープが特徴。「醤油ラーメン」は天然醸造醤油と天然甘味料を用いた、奥深くまろやかな味わいに仕上がっています。

 トッピングにも抜かりはなく、数種類の豚チャーシュー、脂ののった銘柄鶏のチャーシュー、濃厚な旨みとまろやかな甘みを兼ね備えた味玉、あじさいネギやズッキーニなどが彩りを添えます。


味噌らーめん屋 ちょりん 画像提供:メンチャック

 次に紹介するのは、「味噌らーめん屋 ちょりん」。JR高田馬場駅から徒歩8分、新目白通り沿いに2025年3月にオープンした味噌ラーメン店です。店主は荻窪の味噌の人気店「味噌っ子ふっく」出身。

 看板メニューの『味噌らーめん』(980円〜)は、熱々に炒められた野菜がのる、粘度の高い濃厚なスープが特徴のラーメン。動物系の深いコクと、ニンニクと生姜のパンチが効いています。麺はスープとの相性抜群の中太のストレート麺で、スープにもよく絡み、濃厚な旨みが広がります。チャーシューはトロトロの食感で、口の中でとろけるような柔らかさ。しっかりと熟した味玉、シャキシャキのモヤシ、味の染み込んだメンマなど、具材のクオリティも高いです。都内でも随一のクオリティの味噌ラーメンが堪能できます。


麺ジンさいとう 画像提供:メンチャック

 ユニークな一杯を味わいたいなら、「麺ジンさいとう」がおすすめです。秋葉原駅昭和通り口から徒歩5分ほど。2025年1月にグランドオープンした、初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕選手が手掛けるラーメン専門店です。ラーメンフリークとして知られた彼が、クラウドファンディングなどをへて夢のラーメン店開業を実現しました。

 メニューは昼と夜で替わり、昼は「和牛白湯タンメン」(1000円)、夜は「和牛牛脂まぜそば」(1000円)を提供します。

 「和牛白湯タンメン」は、和牛をじっくり煮込んだ濃厚な白湯スープに、モチモチの縮れ麺、シャキシャキの野菜が融合した一杯。素材それぞれの旨味が重なり合い、満足度の高い仕上がりです。

 「和牛牛脂まぜそば」は、和牛の旨味が麺に絡み、柔らかいローストビーフとタマネギ、ピクルス、ネギなどの野菜がアクセントに。フワフワのメレンゲはクリーミーな味変としても、つけ麺のように浸して食べる楽しみ方もできます。今後の展開も楽しみな一軒です。

 「東京、ベストラーメン2025年上半期」では、さらにラーメン店を紹介しています。是非チェックしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

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