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2025年に行くべき新施設3選タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 現在、東京では「100年に一度」と言われる大規模再開発が進行中。新しい建物が次々と誕生しています。

 2025年には、注目すべき新施設のオープンが相次ぐ予定です。特に、高輪エリアで進行中の大規模なまちづくり計画「高輪ゲートウェイシティ」の完成や、歴史上初となる「西武池袋本店」の全面リニューアルには、大きな期待が寄せられています。 進化を続ける東京から、2025年も目が離せません。


「高輪ゲートウェイシティ」画像提供:東日本旅客鉄道株式会社

 高輪ゲートウェイ駅周辺の新たな街として、「高輪ゲートウェイシティ」が2025年3月にオープンします。「江戸の玄関口」としての役割を担った歴史的背景や、国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、コンセプトには「Global Gateway」を掲げています。

 街を構成するのは、「複合棟1」と「高輪ゲートウェイ駅周辺エリア」「複合棟2」「文化創造棟」「住宅棟」および各棟周辺エリアです。街は約2万7000平方メートルの敷地を在来種を中心とした緑に彩られ、周辺の水系や地形、植生を取り込んでいるため、日本の四季の豊かさが感じられます。

 注目は都内最大級となる約4万平方メートルのパークです。「東海道五十三次」から着想を得て「53 Playable Park」をコンセプトに、駅や広場から成る遊び場が誕生しました。そのほか「JWマリオット・ホテル東京」やオフィスが入居します。


画像提供:Ginza Sony Park

 次に紹介するのは、2025年1月26日(日)にオープンする「銀座ソニーパーク」です。1966年に建設された「ソニービル」。地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園へとその姿を変貌させました。

 地上5階と地下3階のパブリックスペースからなる、上にも下にも伸びる公園です。テナントなどの常設店舗は設けず、定期的に芸術や文化イベントが開催されます。

 地下3階は、食のアクティビティ「カジュアルダイニング」のフロアです。館内の随所にある「余白」のスペースは、人々が自由に散策したり休憩したりすることのできる場となります。


「西武池袋本店」画像提供:株式会社GARDE

 ショッピングが好きなら、百貨店も見逃せません。池袋駅東口に大きな店舗を構え、常に時代の最先端を担ってきた「西武池袋本店」(https://x.gd/0BKU3)が、初の全面リニューアルを行います。リニューアルの柱となるのは「ラグジュアリー」「コスメ」「デパ地下」。そして同店がもとより重視してきた「アート」も継続して主軸としていきます

 「ラグジュアリー」フロアには、約60の世界的ブランドが集結。売り場面積はこれまでの約1.3倍となり、より広々とした空間でショッピングが楽しめます。また、「コスメ」ではユニセックスブランドを含む国内外の約60ブランドが展開予定。さらに、「デパ地下」には新ブランドを含む約180店舗が登場し、規模・質ともにこれまで以上に充実する見通しです。

 地下1・2階、3階のデパ地下・コスメエリアは2025年1月頃、1・2階、4階〜6階のフレグランス・宝飾・時計・ラグジュアリーエリアは2025年春頃、7・8階のファッション・雑貨・催事場・アートサロンエリアは2025年夏から秋のオープンを予定しています。

 「2025年に行くべき新施設10選」では、さらに施設を紹介しています。是非チェックしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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