2年ぶりに日本企業がトップ10入り――アジア太平洋のテクノロジー企業成長率ランキング

デロイトトウシュ トーマツは「第6回 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。日本企業としては、2年ぶりにファイベストが第6位にランクイン。

» 2007年12月07日 18時32分 公開
[ITmedia]

 デロイトトウシュ トーマツは12月7日、過去3年間の売上成長率の高かったアジア太平洋地域のテクノロジー企業500社をランキングした「第6回 デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表した。

 第1位には、太陽光発電システムを構築している中国のTrina Solarが入り、売上高成長率は27542%を記録した。第2位は、台湾で液晶TVのディスプレイ電力供給などを行うLogah Technology Corporation(12381%)、第3位はオーストラリアのモバイルコミュニケーション企業Mobile Date Group Pty(10237%)と、成長率10000%を超えた企業がランクされた。

デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500上位10社

 日本企業としては、光ネットワーク用光部品のファイベスト(6512%)が第6位と、2年ぶりにトップ10入り。11位にはフォレンジック調査のUBIC、19位にオンラインゲームのジークレストが入った。

 国別のランクイン企業数の最多は台湾で99社。インド企業が躍進し、82社ランクイン。韓国も82社で並び、その後日本と続く。日本企業の数は、昨年の52社から63社に増えた。

 同ランキング参加国は、オーストラリア、中国(香港・マカオを含む)、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、ニュージーランド、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムの13カ国となっている。

デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500を受賞した日本企業63社

関連キーワード

台湾 | 中国 | インド


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia エグゼクティブのご案内

「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。
入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入の上申請ください。審査の上登録させていただきます。
【入会条件】上場企業および上場相当企業の課長職以上

アドバイザリーボード

根来龍之

早稲田大学商学学術院教授

根来龍之

小尾敏夫

早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授

小尾敏夫

郡山史郎

株式会社CEAFOM 代表取締役社長

郡山史郎

西野弘

株式会社プロシード 代表取締役

西野弘

森田正隆

明治学院大学 経済学部准教授

森田正隆