「自慢の1枚」皆で楽しもう 社内特化型「写真共有ツール」を独自開発、組織の風通し良く
社内報のデジタル版の発行システムを提供するウィズワークス(東京都新宿区)は、企業の社員同士が社内で写真を共有できる新たなコミュニケーションツール「Compic(コンピック)」を開発した。今秋、市場に投入する。東京・江東区の展示場「有明GYM-EX(ジメックス)」で29日に開幕した展示会「イプロスAI 2026 夏」に出展され、注目されている。
旅行、ワンちゃん…手軽に公開
同社によると、コンピックは、社員が写真を自由にSNSに投稿し、皆で楽しみあうことを目的としたツールだ。写真を投稿したいときはまず、パソコンやスマートフォンで専用のブラウザを開き、たとえば「社員旅行」や「お誕生会」、「わが家のワンちゃん」といった任意の名前を付けたフォルダを作成する。そこに、見せたい写真を張り付けることで、ほかの社員らにも手軽に見てもらえる。説明文やコメントも添えることが可能だ。
写真を見る側は、公開された写真に「いいね」の評価を付けることができるほか、コメントを書き込むこともできる。ツールの管理者は、投稿数やコメント数の推移、社内の部署間のつながりなどをグラフやチャート図で視覚的に把握できる。
こうしたさまざまな特長のあるツールについて、同社担当者は「いわば『社内版SNS』といってもいい。チャットツールで代用する企業もあるなか、当サービスは社内での利用に特化し、操作性、機能性を高めた」と解説する。そのうえで「社内で知り合いが増えたり、関係が深まったり。組織や業務の円滑化にも寄与できる」と狙いを強調する。
双方向で発信、親しみ深める
社内報を発行してはいない中小企業の利用を想定する。大企業では紙やデジタル版などで社内報を発行している企業が多いが、中小企業では、社内報の発行まで手が回らないというケースも少なくなく、そうした企業にコミュニケーション向上のツールを提供する狙いがあるという。今秋ごろに発売される予定だ。利用料金は月額数千円~数万円での提供を想定する。
システムの開発に携わった同社・デジタル推進チームの菅野萌子さん(35)は「部署間のつながりが見えにくいという企業の声を受け、独自に開発した。双方向で情報を発信し、親交を深め合えるように工夫した」と胸を張る。
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