いいじゃんネットは、主力ソフトウェア「CACHATTO」に、IBMのLotus Notesのワークフロー機能を利用できるオプションを追加すると発表した。
いいじゃんネットは9月10日、電子メールなどを利用する企業のグループウェアを社外から携帯電話などで利用する主力ソフトウェア「CACHATTO」に、IBMのLotus Notesのワークフロー機能を利用できる「Notes ワークフロー対応オプション」を同日から追加すると発表した。これにより、従来型の携帯電話に加え、iPad、iPhone、Androidを搭載した機種、Windows PhoneなどからNotesのワークフロー機能を利用できるようになる。
新オプションは、さまざまなデータベース仕様で構築されているユーザー企業のNotesサーバのワークフローについて、いいじゃんネットがWeb化し、テンプレートデータベースとして提供するもの。画面サイズに基づく情報の取捨選択やページレイアウト、操作性向上のためのインタフェースの調整も同時に実施する。
価格は30万円から。企業の役員などが外出先から社内文書などの承認行為を行えるようにすることを想定しており、1年間で100社への導入を見込む。いいじゃんネットの坂本史郎社長は「iPadなどの大画面の可視化デバイスが、ワークフロー利用を促進させる」としており、市場の拡大を見込んでいる。
同社は、携帯端末から社内メールなどを閲覧できるようにするためのモバイルソリューションとしてCACHATTOを2003年に発売した。現在、金融機関など国内300社以上が導入している。
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早稲田大学商学学術院教授
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明治学院大学 経済学部准教授