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西武グループ、SaaS型の勤怠システムを採用 約3万人が対象
勤怠管理システムを刷新した西武グループは、勤務形態や運用の異なるグループ各社の人事管理を一元化し業務効率の向上を狙う。
西武グループは新たな勤怠管理システムを採用し、業務の効率化やコンプライアンスの強化を図る。システム導入したネオレックスが5月19日に発表した。
新システムは、SaaS(サービスとしてのソフトウェア)・ASP型の「バイバイ タイムカード」。従来タイムカードとタイムレコーダーで行っていた従業員の出退勤時間の記録と集計、給与計算ソフトへの入力を自動化するほか、シフト作成や勤務実績の承認などの機能も備える。タイムレコーダーへの打刻方式は、バーコード、QRコード(携帯電話)、ICカード(FeliCa)の3種で、さまざまな職場環境に応じて最適な方法(タイムレコーダー)を選択できる。
このたび採用した企業は、西武ホールディングス、西武鉄道、西武鉄道サービス、西武レクリエーション、プリンスホテル、西武ゴルフ、近江観光で、既に全拠点に打刻端末が配備され、約2万7000人の従業員が活用している。
西武グループでは、勤怠管理に関するコンプライアンスの強化を図るとともに、運用や勤務形態の異なるグループ各社の勤怠管理を一元化し、業務とシステム運用の効率化を検討していた。
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