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アウトソーシングによるコスト効果の測定サービスを提供 GXS
コスト削減対策としてサーバなどのシステムをアウトソーシングする企業が増えている。GXSはアウトソーシングによるコスト効果を測定するサービスを開始した。
企業間電子商取引(B2B)サービスの米GXSは1月27日(現地時間)、企業のサーバやネットワークなどの保守、運用をマネジメントサービスプロバイダー(MSP)にアウトソースした場合のTCO(システムの導入、維持、管理などにかかる費用の総額)を比較検討するためのサービスを開始した。
同社が提供する包括的なB2Bのアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」を用いて、導入前後でどの程度のコスト削減効果が得られるかを測定する。これにより、アウトソースした場合とそうでない場合のB2Bシステムに掛かるコストおよびリソースを勘案し、詳細なコストを比較検討することが可能になる。
GXS Managed Servicesは、三菱自動車工業、ヤンマー、米Sun Microsystemsなど全世界で200社以上の企業で導入実績がある。
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