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新入社員の7割が「内定取り消し」を選択 ビジネス流行語ランキング
産能大学が実施した意識調査によると、新入社員が選ぶビジネス分野の流行語は「内定取り消し」が1位となった。
産業能率大学は5月1日、今年の新入社員を対象にしたビジネス分野での流行語に関する調査結果を発表した。最も選ばれた言葉は「内定取り消し」。回答者の約7割が選択するなど、他人事ではないという昨今の世相を反映した結果となった。
同調査は、3月25日から4月10日の期間で、主に首都圏に本社を置く企業145社の新入社員614人(有効回答は583人)を対象に実施。新入社員は産能大が選定した20個のキーワードの中から3つを選択した。1位は411票を獲得した内定取り消しで、「派遣切り」(359票)が2位、「リーマンショック」(173票)が3位と続いた。
調査結果は以下の通り(図1)。
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