調査会社のパテント・リザルトは10月14日、日本の特許庁に2009年3月末時点で登録特許を保有する企業を対象に、独自の指標を用いて算出した特許資産の規模ランキングを発表した。トップはパナソニックで、2位が東芝、3位がキヤノンとなった。
同ランキングは、企業における特許の出願・保有件数に加えて、特許出願後の経過情報を元に出願者、審査官、競合他社の注目度を指数化することで、量と質の両面から総合的に評価したもの。1位のパナソニックは保有特許数が最も多いほか、半導体メモリに関する技術やマイナスイオンの発生技術に対する注目度が高かった。
ランキング上位10社のうち、特許1件当たりの注目度が最も高かったのはセイコーエプソンだった。
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