【新春特別企画】コミュニティーリーダーが占う、2009年大予測
「世界」という名の船に乗って(1/2 ページ)
わたしたちの将来はどのようになっていくのでしょう。多くの人が回答を模索し続けている疑問ですが、人生ではまったく予想もしなかったことがたびたび起こり、自分が影響を及ぼせなかった、あるいは及ぼさなかった出来事によって人生が劇的に変わる場合もあるため、これには誰もが「分からない」と答えるほかありません。
2009年を展望することと過去を振り返ることは、互いに関連しています。先を見る前に2008年を思い起こしておけば、わたしたちの現在の立ち位置や、2009年以降に考えられ得る現実的な発展などを理解するのに役立つでしょう。しかし、前述したように、予見しないことが人生の行く先を思ってもみなかった方向へ変えてしまうことがあるのです。
一部の識者は今日の経済危機を予想していましたが、わたしたちの大半はそのための準備をしていませんでしたし、これほど早く不景気がやって来るとは考えていなかったと思います。多くの人々があっという間に不況の波に飲み込まれてしまいました。経済危機が各地に波及するスピードは驚くほどで、その様子は、この世界でわたしたちが互いにつながり、関係を持ち、依存し合っている事実をまざまざと見せつけてくれました。
「世界」という名の船に同乗
人は皆、普段は地元に根ざして暮らし、地元の文化の枠組みの中でものを考えていますが、実際には全人類が相互に影響を及ぼし合っているのです。人間はある国の国民である前に、世界の住人だというわけですね。もちろん、それぞれの文化は異なりますし、国境という境界線もあります。それでもやはり、わたしたちは「世界」という名の同じ船に乗っているのです。
現在のような経済危機を迎えて初めて、世界の一地域で起こった出来事がほかの地域へすぐさま影響を与えるということ、さらにはその規模が非常に大きいことを実感できました。今後はわたしたちすべてが、世界の住人であることを意識しなければなりません。恐らく2009年には、人々の国際人としての意識がより高まるはずです。経済危機によって、自分自身やライフスタイルについて、否応なく今まで以上に考えさせられるようになったのですから。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「ビール化」するサントリー「金麦」、救世主になれるか 10月6日発売 関西で販売強化
-
2
世界初、走る回転寿司店「SUSHI BUS」が2026年10月にデビュー
-
3
「みどりの窓口」もAIに…音声で対話 JR東日本が実証機を公開、大宮・立川で実験へ
-
4
「ビジネスへの貢献こそがCIOの責務」――日産の行徳CIO
-
5
秋は色づいた葉で感じる
-
6
さっそく夏のバカンスをプランする
-
7
日本の高校生9割「AI使ったことある」 1年で2割超増、米韓上回る 宿題代行は慎重
-
8
CEDEC開幕、AIの最新技術展示 ゲーム開発者向けイベント…日本の魅力発信の講演も
-
9
「管理型リーダーは終わった」──1500年続く老舗企業から学ぶ、人が変わりたくなる組織の作り方
-
10
「AIエージェント」登場でネット通販激変 〝アマゾン飛ばし〟でビジネスモデル崩壊も
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー