ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
「前例がない」はチャンス! コロナ禍で動画PRは加速する?(2/2 ページ)
一から何かを作り上げるのは、本当に大変です。ただ、その地域において魅力のあるものを、別の魅力のあるものと組み合わせて新しい価値を作る。これは比較的手軽で、しかもまったく新しい挑戦ができるのではないでしょうか。地域の活性を目指している皆さま、どんどんお隣の町の何かとコラボしてはいかがでしょうか。
「ビックリ日本」終了か? ネット動画の今後
YouTubeの登録者数12万人を超えた「ビックリ日本」ですが、10年間毎週アップしてきましたが、残念な事にこのコロナ禍での取材が難しくなったこともあり、しばらく休み&不定期配信の形をとる事になりました。「このままの形で続けていくより、立ち止まって考えよう」と思ったからです。当時は「前例のない新しい試み」として、新聞やテレビでも取り上げられましたが、今ではよく似たサイトも増えてきました。ネットにはYouTuberが次から次へとあふれています。
そこで、今、新しく作戦をねっている最中です。
映像のLIVE配信や、CGキャラクターを使ったVTuberにも挑戦していきたいと考えています。せっかく多くの登録者がいるチャンネルなので、どう生かすかコラボできそうなアイデアがあれば、皆さまもぜひご一報を!
このコロナ騒動で動画配信のビジネス化が加速しているのは、すでに知られていますが、TikTok (ティックトック)は世界的なブームですし、中国では、巨大ECサイトの淘宝(タオバオ)もLIVE配信付きの販売が大きな市場になってきています。
以前は、専門の会社や人気インフルエンサーによる販売だったのが、ごく普通の商店街のおじさんや学生さんがLIVE配信をしながらECで販売し、売り上げを伸ばしているようです。日本から世界に売り込む方法も増えてきそうでワクワクする展開になりそうです。
災害復興に動画ができる事
今、この原稿を書いている時、九州では豪雨による被害が出ています。被害がこれ以上広がらない事を願っています。
「ビックリ日本」では2011年の6月から2019年まで広告収入の一部を東日本大震災の被災地支援団体「プロジェクトNext」に寄付してきました。寄付した総額は300万円を超えました。去年末にプロジェクトNextが活動を終えるとともに、寄付も終了しましたが「ビックリ日本を見てもらうだけで、被災地支援につながる」という事は、大きなモチベーションにもなったはずです。
さらに、岩手県大槌の津波映像の著作権を撮影者から譲り受け、津波の映像をテレビ局などに販売してきました。現在は10秒までは3万円、それ以上は10秒ごとに1万円追加。クレジットを入れてもらうという約束で、こちらも9年間で250万円ほどになり、現在は被災地支援団体「遠野まごころネット」の活動費に生かしてもらっています。
「衝撃的な災害の映像を売ってお金を稼ぐなんて」と思うかもしれませんが報道機関も報道素材を他のメディアに販売しています。これからは被災地で、映像素材を管理して販売、それを復興に生かすという事はできるのではないでしょうか。
地域のために、映像を使ってできる事。可能性はまだまだ広がると信じています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
ほんのちょっと心の持ちようを変えるだけで、人生も毎日も変わる
-
2
なぜ答えが揺れ、堂々と間違えるのか ―― 確率で動く生成AIの正体
-
3
初心者向けの料理教室、男性受講生が過半数に 家庭での調理頻度も増加
-
4
「大企業は一朝一夕には変わらない」 NTTデータ冨安寛氏がAI時代に重視する原理原則
-
5
イオン、フィジカルAIで物流改革 配送拠点の自動化率5割達成 深刻な人手不足に対応
-
6
子供の夢をYouTuberからホワイトハッカーに! 具現化を進めるCISO - GMO 牧田氏
-
7
経営と現場の板挟みになりがちなガバナンス、優先してやるべきことを明確に――リクルート 鴨志田昭輝氏
-
8
チェキの新製品、タッチパネル式大画面を初搭載 富士フイルムが2機種新発売へ
-
9
「仕方ないインシデント」まで全力を尽くせるか - さくらインターネット 江草氏
-
10
「現実にCtrl+Zはない」──フィジカルAI時代に企業が備えるべき新役務「AIスチュワード」とは
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー