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映画館で、名画をもう一度タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 2月は逃げると言いますが、あと1日で3月ですね。時の流れを忘れさせてくれるアイテムのひとつに映画があります。第84回アカデミー賞が発表され、続々公開となる新作が楽しみではありますが、この週末は、映画館へ旧作を観に行くのはいかがでしょうか。

 3月3日(土)から、歴史に残る名作を再び映画館で観ることができることで人気のイベント「午前十時の映画祭」が開催されます。2010年2月に始まり今回で3回目となるこの映画祭は、朝10時から1日1本の上映ですが、毎回100人以上が来場し、場合によっては満席となることもあるそうです。

 1950年から70年を中心にした名作ラインアップには、『風と共に去りぬ』、『荒野の七人』、『禁じられた遊び』、『サウンド・オブ・ミュージック』、『タクシードライバー』、『卒業』、『エイリアン』などが選ばれています。

 東京では、TOHOシネマズ みゆき座、立川シネマシティなどで開催されます。そして、TOHOシネマズ六本木では、2003年まで実施されていた名作上映イベントが復活。「TOHO CINEMAS PRESENTS セレクト2011」が開催中です。

 『ブンミおじさんの森』、『ブラック・スワン』、『英国王のスピーチ』、『ブルーバレンタイン』など、2011年に上映された選りすぐり作品13作をセレクトし上映しています。『ブラック・スワン』でナタリー・ポートマンがみせた肉体の極限に迫るような演技や、『英国王のスピーチ』でコリン・ファースが演じた人間味溢れる王の姿など、もう1度スクリーンで観たいですね。

 3月2日(金)には、『園子温特集』が予定されており、トークショーのほか、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』『愛のむきだし』の3作品が上映されますよ。

 タイムアウトバジェット:1000円から

 過去の作品は、DVDやブルーレイなどが出ていますから、家で鑑賞するもの楽しいですが、やはり映画は大きなスクリーンで観たいものです。思い出の作品、見逃してしまった作品がある方は、ぜひ足をお運びください。

 タイムアウト東京のサイトでは、『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンとダーレン・アロノフスキー監督へのインタビュー、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースへのインタビュー、『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセータクン監督へのインタビュー、園子温監督へのインタビューなども公開しています。こちらも合わせてどうぞ。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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