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アート漬けの新年にするタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 年末の慌ただしさから解放され、新年はゆっくりと過ごしたいもの。暖かな室内で文化的な年明けを満喫するなら、美術館や博物館がお薦めです。ここでは、三が日にアート鑑賞を楽しめる美術館を厳選して紹介します。


視覚的な錯覚を多用した作品

 毎年、元日もオープンしている「森美術館」では、「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」が開催中。視覚的な錯覚を多用した作品を中心に、写真撮影できる展示も多いので、仲の良い友人たちと訪れるのがお薦めです。22時まで開館しているので、作品と一緒に地上53階から元日の東京の夜景を楽しむのもお薦めです。


西洋絵画の名作と、北斎の錦絵や版本があわせて展示

 2016年に建物が世界遺産に登録された「国立西洋美術館」は、1月2日(火)からオープン。同美術館では、現在「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」が開催中です。モネやセザンヌなどの西洋絵画の名作と、北斎の錦絵や版本があわせて展示されています。ドガの描くバレリーナと、「北斎漫画」に登場する力士が、ポーズの上で比較されるなど、興味深い展示構成になっています。なお、1月2日〜8日は高校生無料観覧日にもなっているので、冬休みの芸術鑑賞にもうってつけです。


大観作品全40点を一挙に公開

 恵比寿にある「山種美術館」は、1月3日(水)からオープンします。同日からスタートするのが、近代日本画の第一人者、横山大観を特集した企画展「生誕150年記念 横山大観―東京画壇の精鋭―」。同館が所蔵する大観作品全40点を一挙に公開する初の機会となります。併設するCafe 椿で和菓子を食べて一服するのも正月らしくて良いでしょう。

 その他の詳しい情報は「新年ミュージアムカレンダー2018」で紹介しています。開催中の展覧会の詳細についても、それぞれのリンク先からチェックできるので、東京で年始を過ごす参考にしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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