焼き肉店の食事メニューによくある料理が冷麺。喉越し良好な麺にすっきりしたスープがマッチし、焼き肉のシメの王道といえるでしょう。夏場はランチに味わうのも格別です。そこでさまざまな焼き肉カテゴリーのなかから、絶品の肉と冷麺を提供する店を紹介します。
2020年トップレベルのグルメスポット「虎ノ門横丁」内の韓国居酒屋「KOREAN IZAKAYA ジャン 虎ノ門」。家庭用の「ジャン 焼肉の生だれ」で有名なモランボンが運営しており、皮付きゆで豚「IZAKAYAジャンのチェユッ」(1500円から)や牛すじとハチノスの煮込み「チャルラ」(900円)など、日本ではあまり知られていない、酒の進む韓国料理がそろいます。「冷麺」(1000円)は角張った中細麺で、押し返すような強い弾力が特徴。スープは塩味とキレが豊かなすっきり系で、横丁を回ったラストの締めにも最適です。
「尾崎牛焼肉 銀座 ひむか」では、産地ではなく牧場主の名を冠す「スター牧場」の中でも有名、かつ国内流通が毎月20頭分と希少な、宮崎県の尾崎牛が味わえます。牛にストレスがかからないように育てるため、健康的で脂がくどくなく、繊細な味わいが特徴。「ひむか冷麺」(1200円)は上品な仕上がりで、盛岡冷麺タイプの麺は中太で跳ね返すような弾力があり、喉越し良好です。和ダシの風味を感じる優しく、すっきりとしたスープが心地よい清涼感を演出します。
黒毛和牛を日本で初めて熟成肉専門店としてレストラン展開した元祖「熟成和牛焼肉エイジング・ビーフ TOKYO 新宿三丁目店」。肉のうまみと香りが芳醇(ほうじゅん)で、高級食材のドライエイジングビーフをリーズナブルかつカジュアルなスタイルで提供するのがコンセプトです。冷麺は、トッピングのキムチが塩辛さや酸味を全体的に行き渡らせる「冷麺」(990円、ハーフ690円)と、ウメ、シソ、ノリが和の風味を醸し出す「紀州梅冷麺」(1090円、ハーフ750円)があります。
その他、「東京、焼き肉店のおいしい冷麺8選」では、ジンギスカン店が提供するコラーゲンたっぷりな冷麺や、冷やし中華のような酸味あるたれが冷涼感を演出する冷麺などを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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