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デザインが美しい東京のサウナタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 近年ますます盛り上がりを見せ、大きなムーブメントとなっているサウナ。大幅リニューアルを経てビアバーやDJブースも兼ね備えた老舗銭湯のサウナや、緑あふれる野外スペースにかまくら型のサウナを設置したスポットなど、東京近隣エリアでデザインが魅力的なサウナを厳選して紹介します。美しい空間で「ととのう」、極上のひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。


サウナラボ神田(Photo:Kisa Toyoshima)

 サウナラボ神田は、ウェルビーの米田行孝が手掛けています。男性サウナには「サウナ桶(おけ)の中に入るという「サウナー」の夢をかなえた「OKE SAUNA」を用意。

 男女両方のサウナスペースには「CE SAUNA」があり、マイナス25度の冷風が優しく体を冷ましてくれます。さらに、フィンランドから米田がセレクトした本格サウナグッズも販売。同ビル1階にはフィンランドグルメや、気仙沼のアンカーコーヒーによる「サウナブレンドコーヒー」を提供するサウナキッチンがあり、サウナ後に一息つけます。

 入場は90分間の時間制で、1週間前から予約が可能です。


黄金湯(Photo: keisuke Tanigawa)

 錦糸町の黄金湯は、老朽化した築35年のビルをリノベーションし、DJブースやクラフトビアバー、ラウンジ、宿泊施設を併設したモダンな建築へと生まれ変わった老舗銭湯。建築設計はブルーボトルコーヒー中目黒カフェを手掛けた建築家、長坂常が担当しました。

 男湯サウナの壁面には麦飯石を敷き詰め、輻射熱(ふくしゃねつ)とオートロウリュの湿度でしっかり汗がかけるサウナを実現。女湯の「セルフロウリュサウナ」には、ロウリュ専用の日替わりアロマ水を用意しています。

 漫画家のほしよりこが描いた浴場の壮大な銭湯絵や、緑あふれる外気浴スペースも見どころの一つ。ちょうちんをイメージした透明の棚が象徴的な1階のフロントではオリジナルの「黄金湯ビール」が楽しめるほか、不定期でDJイベントやレコード市も開催しており、若い世代と年を重ねたリピーターの交流の場となっています。


ルーフトップ

 西荻窪のルーフトップは、必ず押さえておきたいスポットです。本格派のフィンランド式サウナに加え、広々とした屋上で水風呂と外気浴が堪能できます。最大50人が入れる都内最大級の広さの巨大なサウナ室で、温度、湿度ともにヘビーサウナーが求める環境を追求しました。

 サウナから水風呂、外気浴へと流れる「ととのう」体験をスムーズに実現するため、サウナ室と洗い場のすぐ横にある開放的な屋上スペースにはパーソナルな水風呂を設置。ほかではなかなか体験できない新しい水風呂体験を提供しています。外気浴スペースには、フラットになるリクライニングチェアを含めた椅子が複数並び、ゆったりとくつろげます。

 その他、「デザインが美しい東京のサウナ5選」では、かまくら型の野外サウナから関東最大級のサウナ施設まで、デザインが魅力的なサウナを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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