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東京、昆布水つけ麺 16選タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 いち麺ジャンルとして定着し、さらなる細分化が進むつけ麺。その中でもここ数年でひそかに注目を浴びているのが『昆布水つけ麺』というメニューです。このメニューの特徴は、昆布のうま味が染み込んだとろとろの昆布水に麺がつかった状態で提供されることでしょう。麺本来の小麦の味わいと、黄金色の昆布水の風味、喉越しの良さ。そこに各店が工夫を凝らしたつけだれの味が混ざり合い、味のハーモニーを生み出しています。

 今回はみそや豆乳と昆布水のコラボレーションなど、新感覚のメニューを提供する店も紹介します。暑い季節にぴったりな、さっぱりとした一杯を堪能してみてはいかがでしょう。


高品質で毎日食べても飽きない

 もともとは大井町にあった「中華そば 和渦 トーキョー」が2019年4月に品川に移転しました。「日常を上質に」をテーマに、安全食材を使い、無化調にこだわり、高品質で毎日食べても飽きない中華そばを提供しています。

 メニューは「醤油そば」と「塩そば」、そして粘り気のある昆布だしに浸かった麺をしょうゆ感の強い熱々のたれで食べる『昆布水つけ麺』など。つけ麺の麺は自家製麺で、昆布水と旬の素材を扱ったスープのマリアージュは絶品です。

 まずは麺の味を堪能し、その後につけだれに混ぜて、昆布水とスープのうま味を味わいましょう。具材はワンタンやぷりっとした歯応えの豚チャーシュー、柔らかく歯切れのよいメンマなどが乗っています。


素材のうま味にこだわった

 南長崎駅から徒歩2分ほどの商店街にあり、ミシュランにも掲載されている人気店の「カネキッチンヌードル」。しょうゆ、塩、煮干しなど、素材のうま味にこだわったラーメンを提供しています。

 「昆布水淡麗つけ麺」の麺は昆布水にしっかりつかった状態で提供されます。昆布水はさりげない風味で、まずはそのまま小皿に乗せられた3種類の塩をかけて食べると、麺本来の味が楽しめます。鶏スープがベースのつけだれは、濃過ぎず肉うどんのような味わいです。

 「特選」注文時のチャーシューはとにかく豪華なので、肉好きはぜひ注文みてはいかがでしょう。「豚肩ロースのつるし焼き」「国産鶏胸肉」「三元豚塩麹焼」「鴨ロース」と4種類のチャーシューに、味玉が付いています。


軍鶏スープと、煮干しスープの2種類から選択

 「麺尊 RAGE」は、西荻窪駅から徒歩4分ほどの路地裏にある店です。特製の昆布水に浸った夏季限定の「つけそば」は、軍鶏や丸鶏からとっただしの軍鶏スープと、煮干しやコンブ、干し椎茸などからとったあえて雑味も残した煮干しスープの2種類から選択できます。

 大きな丼に入れられたつけだれと麺には、とろろ昆布と七味がトッピング。つけだれは酸味がありますが、食べ進めると昆布水とともに味の絶妙な変化を楽しめます。添えられたレモンをかけるとより引き締まった味になります。

 チャーシューは豚肩ロースと鶏胸肉で、これがとにかく柔らかくて絶品です。濃い色合いでとろける味玉もおすすめ。残った昆布水を投入し、最後の一滴まで堪能しましょう。

 その他、「東京、昆布水つけ麺 16選」では、旬の素材を扱ったスープが特徴のつけ麺や、3種類の味からつけだれを選択できる店などを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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