梅雨時期は終わったのかというくらい雨の降らない日が続いている東京ですが、いかがお過ごしでしょうか。今日は、仕事後にシュワっと一息入れられるヴェニューを紹介します。
まずは、6月26日に新宿にオープンしたばかりの「Watering Hole(ウォータリング ホール)」。この店は、1998年に、全米一の自家醸造家に贈られる「ホームブリューワー・オブ・ザ・イヤー」をアメリカ国外から初めて受賞した藤浦一理さんが、クラフトビールを扱うパブです。
残念なことに、受賞した当時は、自家使用以外の目的で酒を作ることが密造行為とされ、違法になるため、賞賛の声とともに、警察の注目も集めてしまいました。今回、14年の時を経てオープンするこのパブには、「Tharsis Ridge Brewing Company」が併設されていて、2013年に正式に醸造を開始する予定です。
当面の間は、海外・日本の地ビール約20種を生で、しかも都内の他のビアバーと比べて比較的廉価に提供する店として営業していきますが、1998年の受賞作「トーステッド・ココナッツ・ポーター」が飲める日も近いかもしれません。お楽しみに。
続いては、7月5日から7日まで、3日間の期間限定で表参道にするヴーヴ・クリコ(Veuve-Clicquot)のポップアップ“バー”「YELLOW SUMMER 2012」です。会場となるBA-TSU ART GALLERYは、緑豊かな中庭を持つイベントスペースで、展示会やパーティー会場、またアートショーやその他イベント会場として利用されていますが、このイベント期間中は、白砂が敷かれたビーチへと変化します。ヴーヴ・クリコ イエローラベル(Veuve-Clicquot Yellow Label)、そしてそれに合わせたフードも提供される予定ですので、都会の海辺でのくつろぎの空間をお楽しみください。
タイムアウトバジェット:「Watering Hole」ハーフパイント800円から
暑い日は、なかなか集中できないこともありますが、仕事後のシュワっシュワっで、爽やかに過ごしてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子
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