【年末年始特別企画】コミュニティーリーダーが占う、2008年大予測
2007年のビジネス書三選 そして2008年への期待
2007年のビジネス書三選
2007年に出版された本の中から、個人的なベスト3を選んでみたい(訳書は、訳書が2007年に出版された本を対象とする)。なお、「個が立つ社会」に資すると感じた本から選んでいることをお断りしておく。
高品質なアウトドアウェア、ユニークな経営スタイル、そして熱心な環境問題への取り組みで知られるパタゴニアの創業者、イヴォン・シュイナード氏の自伝的経営論。筋金入りの冒険家でもあるシュイナード氏は、自然環境への負荷が軽くなる選択肢があるなら、短期的な利益の逸失を恐れずに信念に従う。
2008年に期待したいビジネス書は?
ビジネス書のトレンドはアメリカが作っている。手っ取り早く予測をするために、未訳のビジネス書をチェックしてみると、『経験経済』の著者らが“Authenticity: What Consumers Really Want”を書いている。この本に限らず、変わりゆく消費者を読み取る試みには注目したい。
日本の動きとしては、大局的にはアメリカの影響を受けているものの、若者を中心とした社会起業への関心の高まっている点を見逃せない。2007年11月に刊行された『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』は、社会起業に挑戦する人たちの雰囲気をよく伝えている。またワークライフバランスの先端事例となる個人や組織の事例も、雑誌や書籍で見かけるようになってきている。
2008年には個人的な事例や組織や社会への提言など、働き方をめぐる領域で良書の登場を期待したい。
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