ヘッドハンターの視点
絶対なりたくないポジション、それは……(3/3 ページ)
また、一度社長になってしまうと本人が望むと望まざるとに関らず、また成功しても失敗しても、次に転職するとしたら社長以外のポジションにつける可能性が極めて低くなってしまうのです(採用側がとても嫌がります)。
初めて「社長」になる時にはいろんな意味で相当な覚悟が必要なのです。
社長経験のない人に社長案件をご紹介する際には上記のような社長特有のチャレンジをお伝えし、その上でかなりしつこく「それでも社長になりたいですか?」とお聞きして、覚悟のほどを確認します。社長ポジションだけはご経験がニーズにマッチしていても「覚悟」のない方は候補者としてご紹介することはできません。(また、覚悟はないのに「やってみたい」だけの人が社長になると周りが大迷惑します。)
ただ、こんなに説得しても覚悟して「社長をやりたい」という人はいます。そんな奇特な人たちが覚悟を持って社長になることに関ったとき、彼らの決断が「正しかった」ものにするためにも、ヘッドハンターには社長が「弱音を吐ける」数少ない相手としての役割があると思います。
社長のポジションに限りませんが、転職した人の決断が正しかったかどうかを決めるのは「1年後の彼ら」でしかないのです。1年後の彼らに「あの時の決断は正しかったですね」と笑顔で言えて笑顔が返ってきた時、はじめてその採用プロジェクトは終了するのだと思います。
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